Webプログラミングと技術

プログラミングのジャンルと難易度(および Web プログラミング批判)

Web に可能性があるというのなら、 Web アプリケーションを構文解析に劣る程度の文字列処理、あるいは GUI プログラムの焼き直しで終わらせちゃいけない。違いませんか?

ごもっとも。
ただ、技術的に難しいことができるWebプログラマが「程度の高い」Webプログラマなのかなぁ。
技術のレベルは低くても、使う人からみて面白いモノが作れる人が良いWebプログラマだと思うなぁ。
もちろん、それを実現するために難しいことが要求されることもあるだろうね。難しいことを理由に面白さを損ねるような逃げをうっちゃうなんてもってのほか。でも、逆に技術的に難しいことができたところで、利用者がついてこれないモノばかり作っちゃうようじゃWebプログラマとしては程度が低いと思う。(技術的な面白さが一般人にとっての面白さにつながるわけじゃない。彼らはこちらの想像以上に「できない」し「わからない」しね。)

まぁ、問題は言われているような単純な「Web アプリケーションを構文解析に劣る程度の文字列処理、あるいは GUI プログラムの焼き直し」で済ませちゃって、"Webならでは"の面白さ(技術的に、じゃなくてね)を考えようとしないプログラマも多いってことなんだよね。「面白いモノ」を作るには、技術ばかり見てないで、広い視点が必要だとわかっているんだけど、それもなかなかできないのも問題。そういう意味でWebプログラマの多くが程度が低いというのなら、それは否定できないことだと思う。僕もそのひとり。


「面白いアイデア」の実現のために、必要であれば「面白い技術」も活用して、「面白いモノ」を作れるプログラマに、僕はなりたい。もちろん技術だって身につけたいし、重要だと思ってる。ただ、技術が全てだとは思わないということです。